動く油絵!ゴッホ〜最期の手紙〜で驚く125人の技がすごい

ゴッホとピカソを名前だけで間違えて

しまう管理人です。

もちろん作品と顔も区別できるのですが

名前だけだと区別できない不思議な現象を

どうしても起こしてしまいます。

先日も北海道でゴッホ展が開催されていた

のですが、ピカソ展と勘違いしていました。

芸術好きにはたまらない映画が「ゴッホ〜最後の手紙〜」

ではないでしょうか?

2017年後期は日本の各地でゴッホ展が開催されました。

残念ながら私は北海道近代美術館の展示会に行けなかったの

ですが、平日でも混雑するほどの来客がありゆっくり鑑賞

することができなかったそうです。

私のような残念ながら見逃してしまった人には映画が

おすすめですね♪

もうすでに鑑賞した方もいるかもしれませんが、これから

観られる方のために、また今後DVDなどレンタルされる方

にも参考にできればと思います。

ゴッホという人物像

フルネームはフィンセント・ファン・ゴッホです。

オランダ南部の牧師の家系の長男として誕生します。

ゴッホが16歳のときに伯父の経営する美術商で仕事を始め

ますが、失恋をきっかけに仕事に対する意欲をなくし解雇

されます。

その後は教師や牧師をめざしますが長続きせず、27歳のとき

弟・テオの勧めで画家を志ざします。

南フランスへ移住し前衛的な画家たちとの交流の中で浮世絵

に出会います。

浮世絵はそのころ日本では注目されなかったため多くの作品

が海外に輸出されていました。

鮮やかな原色や前面に出た樹などゴッホ独特の手法は浮世絵

から学んだものが多いと言われています。

画家たちと共同生活をしたいと思ったゴッホは黄色い家を

借ります。

そこにやってきたのはゴーギャンだけでした。

そのうち2人の間に競争心が芽生えます。

精神を崩したゴッホは自分の耳を切り落としてしまいます。

ゴーギャンは黄色い家を去り、ゴッホは精神病院に収容され

ました。

1年後、パリ郊外に移り住みますが周りに馴染むことができず

不安も解消されないまま37歳でこの世を去りました。

映画のあらすじ

郵便配達夫の息子・アルマンは父から一通の手紙を渡され

ます。

父の友人であったゴッホが死の直前に弟テオ宛てに書いた

手紙でした。

手紙を渡すためアルマンの旅が始まります。

関わってきた人々の話を聞くうちにゴッホの死の真相に

ついてアルマンの中で疑問が生じます。

手紙を受け取る人を探しながらアルマンは真相を見つける

ことができるのでしょうか?

総勢125名の画家が参加

「ゴッホ〜最後の手紙〜」は動くゴッホの絵が全編で構成

されていることが見所です。

アニメのようでもあり、動かしているのはCGですが、ゴッホ

の手法を再現するために125名の画家が参加しています

1コマずつ仕上げている映画ということで、いままでにない

作品なのではないでしょうか?

いわゆる「動く油絵」は1秒のコマに対し12枚の油絵を撮影

しています。

映画で使用された油絵はなんと62,450枚だそうです。

謎が残る作品の背景

ゴッホ展でも展示されていた「水夫と恋人」という作品が

あります。

後ろ姿の恋人2人を描いた作品なのですが、この作品は謎が

多いのです。

ゴッホのデッサンが残されています。

そこには中央に水夫と恋人を配置してバックに橋がある水路の

全体を表したデッサンです。

色の配色など文字を書き記しており、いかにも中途半端な

デッサンで終了しています。

そこでゴッホが描きたかった作品はどんなものだったのか

再現するプロジェクトを立ち上げました。

そこに参加しているのが125名のうちの1人の日本人画家です。

ゴッホ作品の復元に貢献した1人の日本人画家

恋人の赤い服を着た背中の絵の具は油絵だと乾いたタッチに

なってしまいます。

ところがゴッホは浮き上がらせるようにツヤを出して描いて

いるので画家の古賀陽子さんは油絵の具にいろいろな材料を

入れて復元しました。

極めて近いタッチになったそうです。

橋のバックにある黄色い空や太陽が鮮やかだったり川の水面の

揺れている感じもわかります。

作品に正解なんてないのですが、ゴッホはどんな風に描き

たかったんだろうと思いを馳せながら復元していくのも大変

な作業だなと思いました。

復元した作品「恋人たちのいるラングロワの橋」は北海道

近代美術館でも展示されていました。

観に行けなかったのが残念です。

ちなみに古賀陽子さんは劇中の数秒を担当しており、その

カットのために膨大な量の絵を描いたそうです。

まとめ 動く絵画を堪能しよう!

映画とは関係ありませんが損保ジャパン日本興亜美術館には

有名な「ひまわり」があります。

ほかにも日本には数点のゴッホ作品があります。

なかなかゴッホの生の作品を見ることは少ないかもしれない

ので、映画で色彩を堪能できるのはうれしいです。

苫小牧は1月の公開になってしまいますが、11月中なら札幌の

2ヶ所で上映しているので機会があれば早めに行きたいと

思います。

ゴッホは農夫や日常の働く人たちを題材にしている絵が多い

ですね。

その中でも今回私がゴッホについて調べてみて気になった

のが「機織る人と糸車」という作品でした。

この作品は映画に出てくるかはわかりませんが、私の理想

の生活をそのまま表現しています。

作品はボストン美術館にあるそうです。

ほかにも機織りや糸車を描いた作品が数点あり、日常の

ありふれた動きのある作業風景が思い浮かびます。

こんな大きな機織り機で大きな作品を作ってみたいですね。

映画を観たら、また感想をアップしたいと思います。

 

ゴッホ〜最後の手紙〜公式サイト

 


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