斬新な仕上がりに驚愕!ゴッホの映画の3つの要点を紹介☆

昨年、北海道にもゴッホ展がやってきて同時期

に映画「ゴッホ最期の手紙」が公開されました。

私の住む街にもようやく映画がやってきたので

観てきました。

内容はほぼ忘れた状態ですからどんな映画なの

かも予習していきませんでしたが見終わると

以外にも予想を超えて映画に引き込まれました

ので終わりまで興味深かったです。

私は文字のみでは意味を把握することが難しいようで、よほど

面白く興味をそそるものでなければ頭に入りません。

そのため映画というイメージと会話形式の手法は私にとって

好都合なのです。

なのに私は文字のみでこの記事を書こうとしているのは矛盾が

あるように感じますが、意外と噛み砕いて理解できたものは文字

でのアウトプットが得意な人間です。

このように人にはさまざまなタイプがあり、ゴッホという人物を

異常とか頭がおかしいという人もいれば、いい人と感じたり彼の

才能に惚れ込む人もいます。

この映画を見てゴッホの人となりを感じてほしいと思いました。

過去の記事でゴッホの経歴や映画の裏で活躍した人たちをとり

あげていますので、こちらもお読みください

今回は映画のあらすじと劇中に登場した作品と感想を紹介します。

ゴッホ最期の手紙のあらすじ

突然手紙を渡される

郵便配達夫・ジョゼフ・ルーランは息子であるアルマン・ルーラン

に手紙を渡します。

ジョゼフの友人であるゴッホが自殺する6週間前に弟のテオに出した

最後の手紙投函しても戻ってくるのでパリに住んでいるはずだから

探し出して直接渡して欲しいとアルマンに託しました。

酒場で知り合った街の警官や画材商のタンギー爺さんから話を聞いた

ところゴッホのあとを追うようにテオは半年後に亡くなっていました。

話に出てきた精神科医のガシェに手紙を渡そうとアルマンはオーヴェール

へ向かいます。

ゴッホの最期の場所へ

宿の娘であるアドリーヌ・ラヴーや川のボート貸しの男やガシェの娘で

あるマルグリットとガシェ家の家政婦ルイーズ・シュヴァリエから聞く

ゴッホに関する証言はどれもバラバラで何が真実なのかわからないくらい

混沌としてきます。

自殺を図ったゴッホを診断した医師・マゼリによると自分で拳銃を撃った

のではないことがわかりました。

自分で腹に当てたなら貫通しているはずであり拳銃は下から斜め上に

向けられて撃たれている痕跡があったそうです。

真実は誰かに打たれたし、明らかにゴッホは誰かをかばっています。

撃った犯人はゴッホに嫌がらせをしていたルネだったという証言でした。

でも現場を見た人がいないので真相はわかりません。

ゴッホの優しさが悲しみを引き寄せる

ゴッホは10年もの間、自分に画材を買って支援してくれていたテオに

申し訳なさを感じていました。

自分がこの世を去ることでテオが楽になってくれたらと思い医者でも

簡単に抜ける弾を抜かないことで選択しました。

その日の夜中に熱が上がり、ゴッホは弟テオのそばで亡くなりました。

最後にガシェ医師に手紙を渡しテオの家族に手紙を渡すことができ

ました。

初めは嫌々ながら請け負ったアルマンですが、手紙を渡し終わり

馬の引く荷台に揺られて帰る道で一通の手紙を読みながら思いに

ふけります。

それは暗いものではなく自分の中でも吹っ切れたもののように

見えました。

劇中に登場した絵画作品

私が劇中に確認できたものだけなので、ほかにもたくさんの

作品が登場している可能性があります。

  • 黄色い家
  • カラスのいる麦畑
  • 赤い葡萄畑
  • 医師ガシェの肖像
  • 自画像
  • 夜のカフェ
  • ローヌ川の星月夜
  • おいらん
  • タンギー爺さん
  • オーヴェルの教会
  • 庭のマルグリット・ガシェ
  • 座ったズアーブ兵
  • 種まく人
  • 郵便夫ジョゼフ・ルーラン
  • アルマン・ルーランの肖像
  • ピアノを弾くマルグリット・ガシェ
  • アドリーヌ・ラヴーの肖像
  • ヤグルマギクをくわえた若い男
  • 小麦を背景に立つ若い女性
  • オーヴェルのオワーズ川の川岸
  • シャポンヴァルのわらぶき屋根の砂岩造りの家々

ゴッホの作品が動く斬新さ

油絵が動いた!

動く油絵、見たことがありませんよね?

私も初めてでした。

たしかにゴッホの油絵が動いていました。

初めから終わりまでです。

映画の概念をくつがえすようなものでした。

しかも油絵を似せて作ったアニメーションではなく実写です。

実写で俳優が演じた映像を油絵にしてCGで重ねるという

なんとも芸の細かい気が遠くなるような面倒な手法でした。

この映画のために描かれた絵は6万5,000枚です。

油絵もゴッホの筆のかすれ具合まで125名の画家が再現しました。

気が遠くなりそうですね。

ゴッホの筆使いを再現する緻密さ

映画を見ていて気がついたのは影が影が黒やグレーではなく

青でした。

肌の色やアルマンの黄色いコートのときにハッと気づきました。

黄色の反対色は青ですから陰影を引き立たせるためでしょうか?

私は芸術家でないのでその辺のところはわかりませんが、色合いが

美しかったですね。

ゴッホの真骨頂である黄色や小麦色がふんだんに使われていました。

そして登場人物が全員悪人に見えるのも面白いところでした。

とくに家政婦ルイーズのゴッホを語るときの表情が興味深かった

のですが、ゴッホ以外の話のときは優しい表情です。

嫌いな人や人を悪く言うときは、誰もがそういう表情をしている

のかもしれないですね。

 

 

油絵を使った実写版アニメーション風

「ゴッホ 最期の手紙」は全編サスペンス風で描かれている

ところも飽きさせない工夫をしています。

100分くらいの短い映画なのでちょうどサスペンスドラマを

見ているような感じでした。

劇中での回顧シーンは白黒の精密なデッサン風なのも展開がわかり

やすくていいですね。

油絵が動いているのでしかも大胆な筆使いのゴッホですから

それはそれは海の中でイワシの大群が泳ぎ回っているような錯覚

を私は覚えました。

 

ちなみにアルマン・ルーランの日本語吹き替えは俳優の山田孝之さんでした。

郵便配達夫のジョゼフ・ルーランはイッセー尾形さんです。

まとめ 自分なりのゴッホ像を創造できる映画

ゴッホの名前と作品はいくつか知っているものの、それほど

興味がありませんでしたが前回の記事の資料集めの際に

機織りや糸車を描いた作品が何点かあります。

私は糸車と手織り機を持っているため、その作品に強く

惹かれてしまいます。

糸車の車輪がカラカラと回る音、機織り機のカタンコトンと

響く音が好きです。

ゴッホの作品を見ていると、そんな音を想像することができます。

たとえば、ゴッホが見たままを描いて想像するのと、美術商や

美術大学の教授、美術評論家が想像するイメージはそれぞれの

体験や思考癖などからも異なります。

芸術は決まり切った結果はなく、それぞれの思いやイメージが

膨らめばそれでいいのかもしれません。

この映画で自分が受けたゴッホの人柄を思い出しながら作品を

鑑賞するのも面白いかもしれないですね♪

 

ゴッホ〜最後の手紙〜公式サイト


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