1粒で2度楽しめる TOBIU CAMPと芸術祭の魅力☆

今年も野外フェスの季節がやってきました。

もう本州ではアラバキロックフェスや

JAPAN JAMなどが開催されましたね。

北海道はもう少し先で7月にはJOIN ALIVE

8月はライジングサンロックフェスがあり

9月にはTOBIU CAMPがあります。

北海道は自然が多く、敷地が広いためフェス

には好都合の土地です。

でも暖かい時期が短いため長い期間楽しむことが

できませんが、そんな貴重な時を体験できるのも

北海道の醍醐味かもしれません。

その中でも、ちょっと異色のイベントがTOBIU CAMP

ではないでしょうか?

先日、飛生の活動を聞くことができるキャラバントーク

ツアーに参加してきたので、今回は独自性をもつ飛生の

魅力について紹介します。

開催場所はどこ?

地図で見ると何もないところですが、そのとおりです(笑)

北海道の胆振地方に白老町という小さな町があります。

白老町は肉牛や製紙工場が有名です。

ほかには海産物がありタラコは全国的にもグルメの間には

知られているのではないでしょうか?

また登別市の隣ということで温泉も湧き出ており、小さな

温泉施設がたくさんあり、300円から入浴できるところも

あるくらいです。

そんな白老町の竹浦という地域の奥地に飛生(とびう)と

いう地区があります。

山ではないのですが原野が広がり、2018年現在は10世帯で

30人ほどしか住人がいません。

2つの見どころがある飛生

TOBIU CAMPといえば2日間に渡るライブやアートとキャンプ

に北海道グルメと思いますが、実はじっくり自然とアートを

鑑賞するなら飛生芸術祭なんです。

賑やかなTOBIU CAMP

TOBIU CAMPはオープニングイベントとして開催しており

2018年は9月8日と9日の2日間に渡って開催されます。

メイン会場ではビニールハウスをステージにして

アーティストたちがライブをします。

白老町に在住している男声合唱団も参加して美しい歌声

で楽しませてくれました。

森の中のステージではダンサーたちがコンテンポラリー

ダンスをしたりDJやミュージシャンたちがライブをします。

これまで参加したアーティストは

ASIAN KAN-FU GENERATIONの後藤正文さんや人気テレビ

ドラマの音楽を手がけた大友良英さん、世界で活躍する

イラストレーターの奈良美智さんや日比野克彦さんなど豪華

な方々が名を連ねています。

そのいっぽうで白老町または道内で活動するアーティストや

ミュージシャンなど、そして地元でなにかしら音楽や芸術に

関わっている人など有名ではない方達も登場しているのが

TOBIU CAMPの面白いところです。

そして白老といえばアイヌ文化に関わりが深いところでも

あるので、民族古式舞踊や歌と工芸などを観覧できるところ

も魅力ではないでしょうか。

個人的には奈良美智さんと山海塾の石井則仁さんのダンス

を鑑賞する目的で参加したのが始まりです。

2日間で盛り上がるのが夕方からのキャンプファイヤーです。

少し寒くなりかけた季節にキャンプファイヤーはちょうど

いいですね。

太鼓のリズムやダンスやアイヌ民謡や踊りを参加者全員で

歌ったり踊ったりすることができます。

賑やかなのが苦手な方は林の中の焚き火コーナーでじっくり

火を見ながら温まることもできるので、人それぞれ思い思い

の楽しみ方ができます。

静かな飛生芸術祭

賑やかなTOBIU CAMPが終了した翌日からは飛生芸術祭が

1週間に渡って開催されます。

今年度から入場料がかかりますが、昨年までは無料でアート

を鑑賞できました。

前日の賑やかさから一変し、会場は静かな林に変わります。

そして林の中の小さな木造校舎があるだけの時間がゆっくり

流れる心地よさを体感できるでしょう。

校舎のなかには、とびうさぎカフェがひっそりと営業して

います。

隣の教室は展示スペースで2017年は奈良美智さんの個展でした。

制作期間中は白老町に滞在していながら地元の子供達を描き

あげたそうです。

その土地の炭でデッサンし、小学校に保管していた粘土を

彫塑したとのことで、奈良さんの白老愛が溢れていますね。

180cmのキャンバスに等身大以上の女の子が並ぶ教室内は圧巻

でした。

2016年は白老在住で飛生を拠点に活動している2人のアーティスト

アヨロラボラトリーの個展でした。

教室内は木製のオブジェが置かれたり、廊下には虎杖浜のアヨロ

という地区の写真や映像などが、所狭しと展示されていました。

アヨロ海岸はタラコの加工場や魚介直売店が立ち並ぶところで

温泉もあります。

アヨロを眺めることができる高台には虎杖浜神社があります。

運が良ければ、近くの川で鮭の遡上を見ることもできます。

海産物を購入するなら川の近くの須貝水産がおすすめです。

タラコが比較的安価で購入できますよ。

海産加工品を購入したり食事をするなら松田水産ですが

観光客向けで少し高値かもしれません。

飛生小学校は教室一室がそのままアーティストの世界観と

して鑑賞でき存分に楽しむことができました。

今年はどんなアーティストの作品を鑑賞できるのか今から

楽しみです。

もちろん屋外にも鑑賞できる作品がたくさんあります。

林の中の一部として成長していたり風化してきているものも

あります。

それぞれが自然と同化しているので、鳥小屋など思わず作品

だと思わずに通り過ぎるものもあるくらいです。

TOBIU CAMPの賑やかさが苦手な方は芸術祭に足を運んで

じっくり見るのもオススメです。

子供たちがのびのびと遊べる空間

北海道のフェスは広々しているため子供達も十分に楽しむ

ことができます。

その中でも白老の飛生は林の中の遊び場全体を子供達が

自由に走り回り、アーティストの一員としても参加して

いるのが特徴でもあります。

日比野克彦さんと朝顔の苗を植えるのも子供達の仕事です。

焚き火の仕方をベテランの方から学んだり、トンボを追い

かけたり、複数人で乗ることができる自転車を操作したり

絵を描く会場もあります。

とにかく飛生は子供達が自分たちで工夫して遊ぶことが

できる会場です。

自然の中で学び、自然のルールを自ら覚えていくので

イベントが終わるとお子さんたちが少し成長するのを目に

するかもしれないですね。

個人で運営するから苦労もあるけど独創性がある

TOBIU CAMPと飛生芸術祭を運営しているのは飛生アート

コミュニティーという個人の集まりです。

企業がスポンサーについているわけではなく個人の資金で

運営しています。

初めは壊れかかけた校舎を直したりするのに費用がかかり

運営の方は借金を重ねたそうです。

飛生に参加するアーティストたちは出品してお金をいただく

のが目的ではなく、その空間と運営者の熱意で集まった人

たちです。

そこに深く賛同したのがイラストレーターの奈良美智さんです。

奈良さんは偶然立ち寄った飛生で白老牛をいただき飛生の

とりこになったそうです(笑)

子供が苦手だったにもかかわらず、飛生で作品作りをすること

で子供に共感を受け新しい作品作りや枠にとらわれない

アイデアが生まれ、2017年の個展は初めの予定と大幅に展示物

が変わりましたが、「いま」の奈良さんを観ることができました。

飛生は枠を超えた生きる芸術であり、自然と共に育む芸術だと

思います。

また出店する飲食店はフェスでも見られるような統一された

テントではなく、出店舗ごとの独創性を活かすことをテーマに

店舗づくりをしています。

車で出店していたり、店構えに個性が出ているのが楽しいですね。

TOBIU CAMP終了後にスタッフたちが会場の掃除をするのですが

その際に出たゴミは3つだけだったそうです。

参加者たちのマナーの良さにスタッフたちは感動したそうですよ。

まとめ それぞれの楽しみ方ができるイベント

運営者の方達は白老とその周辺で活動しているアーティストが

自由に出品できるような場を作りたいということで始めた

飛生アートです。

そんな中に奈良さんやアジカンの後藤さんのような有名な

方も参加して盛り上げてくれるのはありがたいとしか言い

ようがないです。

飛生を皮切りに世界に発信するアーティストがどんどん増えると

いいなあって思います。

今年は校舎の修繕費を集めるために北海道の3箇所で

キャラバントークツアーを実施しています。

運営者の方達と奈良美智さんがツアーを実行しているのですが

奈良さんがイベント終了後に募金をしてくれた人にボディアート

を施してくれる嬉しい企画もありました。

私も左腕に女の子の絵を描いてもらいました。

もうファンには堪らないですね。

マッキータトゥーなので数日で消えます。

私が行った東川会場では100人くらいの募金者がいたそうです。

100人描きは驚きですね。

アーティストと参加者が身近に感じられるのもTOBIU CAMPと

飛生芸術祭の魅力です。

参加者である私たちが少しでも協力できたらいいと思います。

飛生芸術祭はグルメやキャンプ、アートに音楽や近隣温泉と

子供の遊び場などさまざまな遊び方ができるイベントです。

画像や内容が重複するかもしれませんが過去の記事も参考にどうぞ!

 

日常を忘れる2日間のトビウキャンプに行ってきた!

 

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飛生芸術祭「僕らは同じ夢をみる」

開催場所 北海道白老郡白老町字竹浦520

TOBIU CAMP 2018「森と人との百物語」

開催期間 2018年9月8(土)〜9日(日)

入場料  一般前売り4,500円 当日5,500円 高校生以下無料 駐車場無料

飛生の森 公開展示

開催期間 2018年9月10日(月)〜16日(日)

入場料 500円

飛生芸術祭のホームページ

素敵な映像もたくさんあるので覗いてみてくださいね。


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