自力で育つ自然の植物は強い!7種類の雑草を紹介

前回の記事で身近に見られる9種類の雑草を紹介

しましたが、まだまだ数え切れないほどの雑草を

見ます。

ところが画像で検索してみても、なかなか一致しない

のが雑草のしぶとさなのかもしれません。

暖かさが増し、成長の威力が半端ない雑草は

畑の作物すらも追い越してしまいます。

今回はようやく画像と名前を一致した雑草を

追加して紹介します。

成長したら悪臭がたまらないイヌホオズキ

【ナス科ナス属】

畑で成長を始めたばかりのイヌホオズキを見つけました。

今回調べてみてイヌホオズキという名前を知りましたが

農作業していたときはクロンボと呼んでいました。

成熟した実が黒いからだと思います。

イヌホオズキにもアメリカイヌホオズキやテリミノイヌ

ホオズキなど数種類あるそうです。

イヌホオズキはバカナスとも呼ばれているようです。

画像の時期なら簡単に抜くことができますが、成長すると

人の背丈近くまで伸び茎も硬いため抜くのに一苦労する

雑草です。

イヌホオズキを抜く際に不快な悪臭を発生させるので

ビニールハウス内で見つけた際は早めに抜いておいたほうが

いいかもしれません。

実はソラニンという毒を含んでいるため食べることはでき

ません。

その前に臭いがすごいので食べたいとも思わないでしょうが。

 

薬にもなるオオバコ

【オオバコ科オオバコ属】

オオバコダイエットという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

そのオオバコも雑草として知られています。

ダイエット版のオオバコは種子を使用しており水を含ませる

と10〜50倍に膨れるそうなのでダイエット食品としても人気

があるそうです。

いっぽうの葉は種子ともに生薬として用いられ乾燥してお茶

にして服用すると咳止めや利尿作用があります。

ウサギが好んでオオバコを食べていたのを見たことがあります。

日本では北海道から沖縄まで分布しており成長したとしても

30cmに満たないほど背の低い植物です。

アイヌ語ではエㇾムキナと呼ばれており、口にできものが

ある場合に葉を火で炙って揉んで貼っておいたり、傷口にも

生の葉を貼ることで化膿止めにも使われていたようです。

しぶとい畑の敵ながらも万能なスギナ

【トクサ科トクサ属】

春に見られるツクシは胞子茎と呼ばれており、土の奥で根を

張って夏の初めに出てくるのがスギナです。

スギナは根が深く取っても次々に出てくることから地獄草

とも呼ばれています。

ツクシは山菜としても有名ですがスギナになってしまうと

利用価値はないのでしょうか?

抜いても抜いても地下茎からどんどん繁殖してくる畑の大敵

スギナですが、緑が濃く生命力も強いため生薬としても人気

があります。

乾燥させたスギナを弱火で煮出して薄く色がつけばスギナ茶

の完成です。

あまり加熱しすぎると栄養素が逃げてしまいます。

ほかには乾燥したスギナをパウダー状にしたものも料理に

利用する方もいます。

体の組織を作るケイ素や利尿作用に抗酸化作用などもあり

現代人にぴったりな雑草かもしれませんね。

スギナには少しですがニコチンも含まれているため過敏症の

方やお子さんは控えめに摂取したほうがいいかもしれません。

タンポポのような綿毛が飛ぶノボロギク

【キク科キオン属】

あちこち生えるので多年草かと思っていましたが一年草でした。

野に生えるボロギクという名前を持つノボロギクは砂利や

軽石の中にいても隙間からニョキニョキ顔を出すくらい強い

生命力を持っています。

茎丈はそれほど大きくなく、ひざ下くらいまででしょうか。

葉の形は春菊に似ています。

タンポポのような種子を落として翌年に成長します。

香りは春菊に似ていておひたしや和え物にも食べられるという

話もありますが、いっぽうでは毒もあり下痢や吐き気を催す

ともいわれているので、もし食べたい場合は野草の専門家に

相談してみることをおすすめします。

残念ながら私は有名どころの山菜しか知らないので

そういった話があるということだけお伝えしておきますね。

甘くて赤い花を咲かせるムラサキツメクサ

【マメ科シャジクソウ属】

赤クローバーともアカツメクサとも呼ばれています。

似たような雑草にクローバーでおなじみのシロツメクサが

ありますが、葉が細く、葉の中央あたりに白い斑点があるのと

背が高いのがムラサキツメクサの特徴です。

葉や茎は細かい毛で覆われています。

ヨーロッパでは乾燥したものを炒ってレッドクローバーティ

として飲まれているそうです。

大豆でおなじみのイソフラボンやエストロゲンが含まれて

いることから更年期症状を持つ女性にとってうれしい生薬

かもしれません。

ただし、妊婦の方は控えたほうがいいともいわれています。

また咳止めや口内炎にも効果的だそうです。

私の幼少期には花の蜜を吸って遊んでいた時もありました。

さっぱりした甘さです。

植えた覚えがないのにあちこち生えている赤シソ

【シソ科シソ属】

不思議なことに青シソは一年のうちにたっぷりと葉をつけて

終了しますが、赤シソは苗を植えたりタネを蒔いてもいない

のに庭先などで勝手に生えているものです。

でも1年草なんですよね。

シソといえば刺身のツマだったり、爽やかな香りが食欲を

そそる脇役です。

赤シソといえば梅干しを作るのに必要不可欠な色素でも

あります。

穂を天ぷらにすると香りもよくて美味しいですね。

栄養素が高いので薬味としても重宝しますし、シソジュースを

作って炭酸水で割ると爽やかな夏の飲み物としてお子さんにも

喜ばれるかもしれません。

また、風邪のひき始めに刻んだシソにお湯を注いだものを飲む

と効果的だそうです。

残念な名前が再びタチイヌノフグリ

【オオバコ科クワガタソウ属】

前回の記事でオオイヌノフグリを取り上げました。

小さくて青い花や茎なども似ていることからオオイヌノフグリ

と同じような名前がつけられたのかもしれません。

でもタチイヌノフグリの花はさらに小さく枝分かれも少なめです。

葉の形は上部に行くほど細長いのが特徴です。

オオイヌノフグリが天に向かってまっすぐ立つように成長する

のがタチイヌノフグリです。

成長しても20cmくらいでしょうか。

何もかもがコンパクトに作られているため細部まで観察する

のが難しい植物です。

花は1〜2mm程度といったところでしょうか。

やはり実の形が陰嚢にそっくりだそうです。

根は深くないので簡単に抜けます。

葉の裏は淡いピンクで美しいですね。

お茶にするなど服用する記述は残念ながら見当たりません

でした。

まとめ お茶の種類が増えそう

夏が近くなり雑草の威力もさらに増しているためか日常で

気が向いた時に雑草取りをしても追いつかないくらいに

なってきました。

自宅近くにはスギナやムラサキツユクサがあるので新鮮な

うちに摘み取りたいです。

赤シソはもう少し大きくなってから刈り取りしよと思います。

街の中の雑草ですから排気ガスなども多少ありますが

無農薬なので安心できるかもしれません。

お茶にできそうなものは乾燥させておき冬の間に飲むことも

できます。

冬期間は葉野菜が極端に少なくなりますし、緑を豊富に含んだ

雑草は生命力も強く冬の間の活力源としてもおすすめできる

のではないでしょうか?

手をかけるより放置した野生化した植物はさすがに強いですね。

また機会があれば秋の雑草など探してみたいと思います。

 

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