1度は見たい大雪山旭岳で育つ8種類の高山植物を紹介♪

初めて大雪山に行ってきました。

正確にいうと旭岳です。

ロープウェイがあるので誰でも簡単に登ることができます。

散策路もあるので頂上を眺めながら植物を見るのもよし

登山の準備が万全なら頂上まで向かうのも醍醐味があるかも

しれません。

今回は散策路を巡ってみて雪の残る7月の旭岳山頂付近に

ある高山植物を紹介します。

大雪山旭岳とは?

大雪山旭岳は北海道の中央に位置しており、トムラウシ山の

十勝岳や石狩岳などの山岳地帯の一部として国立公園に指定

されています。

旭岳は2,291mの北海道では最高峰です。

旭岳はアイヌの人々にはカムイミンタラといわれており

神々の遊ぶ庭という意味です。

今回訪れたのは7月の中旬でしたが雪もところどころ残って

おり、蒸気の吹き出し口もみられ活火山として現在も

活動しているのが間近で見ることができるでしょう。

旭岳でみられる高山植物や氷河期の生き残りと言われて

いるナキウサギなどの動物たちも運がよければ見ることが

できそうです。

旭岳で見かけた高山植物を紹介

大雪山旭岳では5月下旬から8月まで季節ごとの野生植物

を間近で観察できます。

9月上旬から中旬までは紅葉の季節なので緑を堪能できる

時期は短いでしょう。

私が訪れたのは7月中旬ですから、ほんの一部ですが

確認できた植物を紹介します。

葉が可愛いメアカンキンバイ

バラ科 キジムシロ属の多年草。

雌阿寒岳で発見されたので雌阿寒金梅と書くそうです。

北海道に分布しており、地を這うように生育し高くても10cm

ほどしかありません。

葉に特徴があり3つの小葉があります。

初冬の綿毛も見所のチングルマ

バラ科 ダイコンソウ属

珍車と書きますが、実が風車に似ていることから稚児車

(ちごぐるま)と呼ばれ変化したと言われています。

東日本からカムチャッカ半島まで広く分布している植物です。

日本で自生している有名な場所は大雪山と槍ヶ岳に秋田駒ケ岳

のムーミン谷があります。

大雪山旭岳の散策路でもいたるところにチングルマの群生を

見ることができました。

雪解けから2週間ほどで花を咲かせます。

夏の終わる頃には綿毛を飛ばし花を咲かせるまでに3年は

かかるそうです。

初冬は綿毛が氷に包まれるのも美しいそうですよ。

寒冷地でも丈夫に育つショウジョウバカマ

シュロソウ科 ショウジョウバカマ属の多年草

ショウジョウバカマは猩猩袴と書きます。

山地の湿ったところや雪の残る場所でも咲くことができる

そうです。

耐寒性があり日陰でも咲く強い花です。

開花は晩冬から春先で10cm前後と小さいので盆栽などにも

利用されています。

今回は紫を見つけましたがピンクや白もあるそうです。

画像の右側がショウジョウバカマです。

女王と言われているコマクサ

ケシ科 コマクサ属の多年草

厳しい条件の中でもたくましく生きる植物がコマクサです。

一般の植物が育たないような砂礫地で育つので競争が少なく

太陽の光を存分に受けやすいのが特徴です。

他の植物が生息しない場所で自制するので高山植物の女王

とも言われています。

日本では大雪山のほかに北アルプスや秋田の駒ケ岳と

乗鞍岳で見られるそうです。

コマクサと呼ばれる由縁は馬の顔の形に似ているからです。

馬は昔、駒と呼ばれていたため駒草とも書きます。

シャクナゲの中でも寒い地で生きるキバナシャクナゲ

ツツジ科 シャクナゲ属

本州の中部地方より北に生息し、日本のシャクナゲの中でも

高い位置に野生している植物です。

漢字で書くと黄花石楠花です。

成長しても60cmほどと低いのが特徴です。

花はクリーム色で根元の雌しべはピンク色をしているものの

花が咲く前の蕾の色は濃い黄色です。

花が開くと徐々に色は薄く変化します。

そのことからキバナシャクナゲという名前がつけられた

そうです。

花の時期を見られなくて残念なエゾノツガザクラ

ツツジ科 ツガザクラ属

北海道の高山地帯に生息する日本固有の植物です。

ほかに白っぽい花をつけるアオノツガザクラもあります。

コエゾツガザクラはアオノツガザクラとエゾノツガザクラの

交雑種です。

花が咲くとスズランのように逆Jの字に曲がるのですが

咲いているツガザクラはありませんでした。

この状態は蕾なのか散ってしまったあとなのかも確認が

取れていません。

もしかしたらツガザクラではないのかもしれませんが

葉に特徴があるので判断しました。

大雪山では6月中旬〜7月中旬に咲くそうなので、訪れた

時期は7月中旬だったため終わってしまったのかもしれない

ですね。

小さくても華やかなエゾコザクラ

サクラソウ科 サクラソウ属

北海道で見られる高山植物です。

日本以外ではアラスカやカナダまで分布しているそうです。

草丈は10cmほどで6月下旬から8月中旬まで花を咲かせています。

小さく鮮やかな紫紅色は高山植物の中でも目立つほどです。

なのに画像がボケてしまって申し訳ないです。

食用にもできるウラジロタデ

タデ科 オンタデ属の多年草です。

まだ出始めたばかりのウラジロタデです。

本州の中部より北から北海道までの火山灰地や沿岸沿い

に生息しています。

背が高いと100cmまで伸びるものもあります。

葉の生え方がイタドリに似ています。

イタドリは大きくなると人間の背丈ほどにもなる道端

などに生えている植物です。

ウラジロタデの若い茎の皮をむくと生で食べることも

できるそうですが私は試してみたことはありません。

ウラジロタデの実は穀物のように炊いて食べることも

できるそうです。

アイヌ語でクッタラマㇺと呼ばれており中空円棒状茎に

生ずる穀物という意味があるそうです。

まとめ 気軽に行けるからといってあなどってはいけない大雪山

今回、ドライブがてらのつもりで行ってきました。

頂上まで登るまではいかないもののロープウェイから

降りたら、そこは山岳地帯です。

散歩コースで整備されていますが、ところどころ岩場や

狭い水場を渡るところもあります。

そして蚊や小さな虫が多かったです。

虫除けスプレーや肌を露出しない服装がおすすめです。

海外の方も多くノースリーブのチャレンジャーな女性も

いたのには驚きました。

散歩コースは大まかに歩くと1時間ほどで結構な運動量です。

階段もあり多少の上り下りもあるでしょう。

そして高山ですから酸素も少なめなので、無理せずコース

を散策することをおすすめします。

頂上付近から蒸気が吹き出したり、晴れていれば頂上を

眺めることもでき感動しますよ。

秋はロープウェイから眺める紅葉も気になります。

大雪山旭岳のロープウェイは山頂駅の姿見駅まで往復しており

朝は6時から夕方は18時くらいまで運行しています。

ただ季節や天候によって時間が変更されるためホームページ

などで確認したほうがいいでしょう。

料金は大人であれば往復2,900円です。

登山して宿泊する方もいるため、3日くらいの有効期間があります。

晴れたら空を映すような美しい池もところどころあるので

楽しみが倍増します。

 

大雪山旭岳のホームページはこちら

 


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