大アルカナ辞典part2イシスの探索を解説

前回のハングマンこと「オシリスの死」に次ぐ第2弾です。

今回は見た目が美しいカードだったので安心しました。

ですが私は風の国の怪しいカードが好きです。

自ら好んで険しい道を歩くタイプなのかもしれませんが

本当は安心安全でいたいのです。

人間だれもがそう思うかもしれません。

でも外の世界に出て見ないと成長できないのがこの世のしくみです。

ですからトートタロットを通して人生のうちでさまざまな生き方

を模索します。

その中でもイシスの探索は自己探求に深い縁があるカードなので

解説していきますね。

カードの背景

このカードは火の国の4番目のカードです。

もし人生に失敗したと思ってもさらなる発展と成功のために探求

を始めようという意味が込められています。

火の国は「自由」に案内されて高等司祭と皇帝で学んだことを

実践し成功させます。

しかし皇帝で遂げることができなかった人生の意味をイシスの探索

で探求して次の女帝で活かすのです。

カードに描かれているのは両手を広げた女性の像と格子状の

ヴェールを背景にしています。

手前には花と宝石と果物があり小さな白いラクダを見ることが

できるでしょう。

らくだは旅を意味しており人生の探求がこれから始まります。

美しいヴェールと華やかなフルーツや宝石たちは見た目の美しさ

は長続きしないという意味です。

これから見た目の美しさにとらわれず本音の部分で探求者の真実

に向き合う旅をしていく準備をしなければならないでしょう。

カードの意味

  • 全体を観察する
  • 女性的直感を働かせる
  • 神秘的なものへの興味
  • 心の安定と調和
  • 創造的で芸術的
  • カウンセラー
  • 独立する
  • 心の結びつきを実感する
  • あるがままに振る舞う
  • 自分が探求してきたものを信じる
  • 時間をかける
  • 何もせずに変化を望む
  • 理屈に縛られすぎる
  • 建前に逃避する

さらに深い意味を読む

手前にある宝石や美しいものが象徴するのは豊穣です。

イシスの探求のカードに描かれているのは豊穣の女神イシスで

ありカードの下にあるThe Priestessの横のマークは月です。

月も女性の象徴を表します。

火の国の前半で登場する男性を象徴するカードの2枚で知識や

社会を学びますがそれだけでは人生に

深みはありません。

女性の象徴は心の安定と家庭的な愛情です。

ですがまだ人生は始まったばかりの火の国です。

目先の安定は長続きしません。

そのことをイシスは先を見通すことができる眼鏡で光のヴェール

の先を見据えています。

旅は始まったばかりです。

このカードは自分で見てきたことや体験してきたことを信じて

判断してほしいと伝えているのかもしれません。

他人に判断を任せてばかりいては探求者の人生として進むことが

できないでしょう。

もし苦境にたたされているとしても結果を焦らず自分の眼鏡を

信じて判断しましょう。

判断しかねるのなら時間をかけてもいいので少しずつでも状況を

把握しながら結論を出した方がいいかもしれません。

このカードは淡い色合いで柔らかく美しいですね。

スフィンクスのような人物と中心から手を広げるバランスの

とれた状態が安定感をもたらしています。

カードの中心に描かれている弓矢は月と狩猟の女神アルテミスを

象徴しています。

 

参考資料は

レオン・サリラ著「魔術師のトート・タロット」

アレイスター・クロウリー著「トートの書」

です。

 

 

 

 

 

 

 


SNSでもご購読できます。

記事投稿日をチェック

2018年11月
« 10月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

アーカイブ

コメントを残す