カンヌで絶賛された「光」を観た5つのポイントを紹介!

濱マイクシリーズから永瀬正敏ファンになって

20年以上の管理人です。

よく「永瀬好きなんだよね〜」と言うと

「TOKIOの?」と聞かれます。

ナガセというと一般的には長瀬なんでしょうか?

そういうことは置いといて・・

2017年5月27日に全国公開された映画をようやく

観ることができました。

今回は話題の映画「光」を紹介です。

かんたんなあらすじ

視覚障がい者向けの映画の音声ガイド「ディスクライバー」の

仕事をしている美佐子は弱視のカメラマン雅哉と出会います。

美佐子の作る音声ガイドについて鋭く指摘する雅哉に苛立ちを

感じてしまい仕事で衝突してしまいます。

美佐子は田舎に1人置いている認知症の母がいます。

雅哉は次第に視力を奪われ失明してしまいます。

仕事への疑問や家族の問題などを抱えながら雅哉の命がけの

生き方を見つめるうちに美佐子の中で変化が生じます。

10年ごとにカンヌに挑む河瀬監督

河瀬直美監督は1997年に「萌の朱雀」でカンヌ国際映画祭新人

監督賞カメラドールを受賞しました。

さらに2007年には「もがりの森」では審査員特別大賞グランプリ

を受賞します。

そして今回の「光」はエキュメニカル審査員賞を受賞しました。

ハンセン病をテーマにした「あん」は2015年のカンヌでオープニング

作品として評価を得た作品です。

その「あん」でタッグを組んだ河瀬&永瀬の第2弾が「光」でした。

フライヤーや公式ホームページでは公表されていませんが「あん」

でも登場した樹木希林さんが映画の中の映画「その砂の行方」で

音声ガイドとして声の出演をしています。

映画のなかの光による5つのポイント

タイトルが光なものですからさまざまな場面でキーワードとして

登場します。

行方不明の父が残していった財布のなかにある幼い美佐子と父の

写真は背景に夕日と山が写っています。

劇中の映画「その砂の行方」のラストシーンでも男性の肩越しの

夕日の表現方法について美佐子は悩み続けます。

そして雅哉がどんどん視力を失っていく光景も詳細に描かれています。

雅哉の部屋に下げてあるサンキャッチャーは部屋じゅうに光の

プリズムを広げています。

また印象的なのがカメラ越しに映る光の残像やオーブのような丸い

光をそのまま利用していることです。

たぶん映画などではこういった光源を編集するのかもしれませんが

「光」ではそれさえも大切な表現方法として採用しているところが

いいですね。

セットの部屋に住み役になりきる凄さ

主演の永瀬正敏さんは弱者のカメラマン役として演じていますが

雅哉の部屋にたくさんある写真作品は実際に永瀬氏が過去に撮影

した作品です。

永瀬氏は俳優のかたわら写真家としても活動しており個展も開いて

います。

祖父が写真館を経営していたこともあり経歴は20年以上です。

そして驚くことに撮影中はセットである部屋に住み続けていたという

ことです。

目の見えない役を演じるからこそ歩幅や手で触れる感覚などを大切に

していたのかもしれませんね。

そして撮影中は弱視のカメラマンになりきっていたため目の焦点を

合わせず生活していました。

そのためクランクアップまでヒロインの水崎綾女さんの顔を正面から

見ることがありませんでした。

派手さはないけど心に響く映画

この映画の撮影のクランクインは満月でクランプアップは68年ぶりに

月が地球に接近するエキストラスーパームーンの日でした。

月に護られたこの映画は公開時から好評でカンヌでも評価を得たこと

から話題です。

派手なCGもなく地味な構成かもしれません。

でも私たちの身近な問題ですが健常者では知り得ないことがたくさん

あり目が見えなくなるという恐怖や絶望感を一瞬でも感じることでしょう。

少なくとも私はそう思いました。

でも過去にこだわらず自分には何ができるか今自分がすることは

なんだろう?と考えることができるかもしれません。

映画を見る前日にちょうどスペシャルドラマ「最上の名医」を観て

いたのです。

ここでも視覚障がい者の女性の話が出ていました。

この女性は脳障害の手術で幼少のときに失明してしまったのですが

視覚障がい者のためのモバイル開発にかかわる仕事を前向きに

取り組んでいました。

そういうことなんですよね。

健常者だからとか障がい者だからという区別ではなくそれぞれが

できることはたくさんあります。

それはなにもないところから突然やってくるものかもしれません。

河瀬監督らしくじわじわと心に染み入る映画は大きな映画館の上映を

終えたあともミニシアターなどで公開されています。

いい映画って何度でも上映されますよね。

しかも映画館によっては劇中映画の「その砂の行方」を上映している

ところもあるので是非観てみたいものです。

 

 

 

 

 

 

 


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