日常こそドラマ!一般人が主人公の安心できる映画2選!

朝の情報番組でこれから公開される映画の

紹介をしていました。

そこで紹介された2本の洋画は私の好きな

タイプの映画でした。

ひとつは「エタニティ 永遠の花たちへ」

もうひとつは「パターソン」です。

どちらもヒューマンドラマでアクションや事件的

なものはなくドラマティックなのが好きな人なら

眠たくなりそうな映画です。

でも私は日常を切り取ったような映画が大好きです。

こういう映画こそ本質を問われるのではないかと思います。

CGやアクション映画などに見られる迫力ある映像にごまかされる

ことなく日常のなにげないドラマにこそ人間模様の細かい観察力や

そこから見出す面白さを発見することが私の楽しみでもあります。

ただのマニアックでオタクなだけなんですけれど、そういう映画

が好きな人って結構いるんじゃないかと思います。

ということで今回は便乗してこの日本の映画を紹介します。

1人の女性の人生映画エタニティ

19世紀末のフランスが舞台です。

主人公は広いお屋敷のお嬢様であるヴァランティーヌです。

17歳で婚約をして解消します。

ところが破棄された婚約者は諦めきれず求愛の末、2人は結婚

しました。

2人の間には7人の子供がいました。

ところが7人目の赤ん坊は生まれて間もなく亡くなりました。

そして結婚20年目のとき夫が他界しました。

その後、第一次世界大戦が始まり2人の息子が徴兵されヴァランティーヌ

の元に戻ることはありませんでした。

さらに娘も病気でこの世を去ります。

そして残った息子が婚約者を連れてきました。

もう1人の娘は修道院に入ることを決意します。

それぞれの子供たちの決意や旅立ちを送りながらヴァランティーヌの

人生が過ぎていきます。

以上が映画のあらすじです。

こうやってみると戦時中の大家族ならありそうな日常です。

私の母は10人兄弟で長男と母は親子くらい年が離れていました。

そんな兄弟でも早くに亡くなった人もいるし、兄弟の子供や孫を含める

とものすごいドラマができそうな気がします。

文字でかくとあらすじは事実だけを伝えていますが、映画となると

感情やセリフが入ります。

そして愛もあります。

そんなことを感じ取ってほしい映画です。

主役のヴァランティーヌは私が好きな映画「アメリ」のオドレイ・トトゥ

です。

アメリも何の変哲もない日常をアメリが空想の世界に持ち込んで色づけ

したような映画でした。

アメリは色合いが毒々しい原色使いをしているのが好きですね。

毒々しいといえば、ほかにも日本では「ヘルタースケルター」や

「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」の映像が好きです。

映画「エタニティ」の公式サイトはこちら

1人の男性の人生映画パターソン

監督は「デッドマン」や「コーヒー&シガレッツ」のジム・ジャームッシュです。

ニュージャージー州のパターソンという街に住むパターソンという名前の

男性が主人公です。

詩をこよなく愛し独りで楽しみます。

妻は彼の才能を公開したらいいと勧めていますが、乗り気ではありません。

パターソンはバスの運転手をしています。

同じ時間に仕事をして終えると夜は犬の散歩をして途中のバーでビールを

1杯だけ飲むのが彼の日課です。

何も変わらない日常の中に彼の脳内で閃く詩や人々との交流を描く7日間を

映画にしています。

まあこれもドラマチックなことが起こらなさそうな映画です(笑)

「1週間」という歌を知っているでしょうか?

  • 日曜日に市場へ出かけ糸と麻を買ってくる
  • 月曜日にお風呂を炊く
  • 火曜日にお風呂に入る
  • 水曜日に友達が来る
  • 木曜日に送っていく
  • 金曜日に糸巻きもせず
  • 土曜日はおしゃべりばかり
  • てゅらてゅらてゅらてゅららーー

という歌なのですがなんとも羨ましい1週間を過ごしていますね!

パターソンの1週間は彼にしか送れない一週間です。

そして「パターソン」に登場している日本人俳優がいます。

私の大好きな永瀬正敏さんです!

以前に映画「光」を紹介しました主役級の俳優さんが脇役として登場して

います。

カンヌで絶賛された俳優に触れない映画解説者も不思議ですが、解説を

見てパターソンって聞いたことあるけど、なんだ?って思い出せない私も

どうかしてました。。

永瀬さんのSNSでパターソン情報は公開されているので見てくださいね♪

パターソンは全国で公開されていますが、もう1作品「ギミー・デンジャー」

がジム・ジャームッシュ監督の作品として公開中です。

「ギミー・デンジャー」は伝説のロックバンド「ザ・ストゥージズ」の

ドキュメンタリー映画です。

ザ・ストゥージズはロック界のカリスマ、イギー・ポップ率いるバンドで

多くの偉大なアーティストに影響を与えました。

若い頃聴いていたので懐かしくて仕方がないですね。。。

この映画も注目です。

もともとジム・ジャームッシュ監督はこういったドキュメンタリー的な

映画も得意とすることから日常をうまく演出できるのかもしれません。

映画「パターソン」の公式サイトはこちら

映画「ギミー・デンジャー」の公式サイトはこちら

まとめ・ドラマチックでない日常こそドラマチックだ!

ちょうど2017年の連続ドラマ小説「ひよっこ」も1人の田舎から上京して

来た女の子の日常をドラマにしたもので登場人物の漫画家さんから地味だと

言われているくらい確かに地味なドラマでした。

でも人間は何もない日常を同じリズムで毎日繰り返すことには飽きて

しまいます。

ですから些細な日常の変化でもちょっとした選択や小さな覚悟って出て

くるんですよね。

それは私たちにも起こり得ることであるからこそ面白いのではないで

しょうか?

もちろんそんな一般庶民の私たちはでっかい成功物語や人々の脚光を

あびて賞賛を受けることにも夢みることがあるかもしれません。

でも現実はそうはいきません。

そこに不満を感じるのではなく、それぞれが一般生活を演じている役者の

ようなものです。

誰かに憧れるのもいいし、あの人みたいに成功したいと思うのもいいで

しょう。

でも上ばかり見ていると首が痛くなりますよね?

だから地に足つけながら自分の今いる場所で咲くことも大切なのでは

ないでしょうか?

あの人と同じ人生を歩いたって面白くはありません。

人はそれぞれこの世に生まれてきた役目があるのではないかと思います。

そこで一生懸命生きることで自分の進む道を決定できるのではないでしょうか?

 


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