
Hi-STANDARDといえばSTAY GOLDじゃあ
ないですか?
この曲がライブで流れるとモッシュ&サークル
が起こります。
あの瞬間が好きです。
ちなみにモッシュというのはファンが前に押し
寄せ体をぶつけ合う行為です。
決してケンカではありません。
そしてサークルは潮が引くように一旦円の空間を
開けてから円の内側の若者たちがぐるぐる回るハムスターの
ごとく渦潮のような現象です。
ロックファンにしかわからないかもしれませんが一斉に
パワーが集結するんですね。
あの渦の中に入るには体力が持たないので端で見ていますが、
鳴門海峡のように強い力を感じます。
ちなみに「STAY GOLD」は北海道地方ではおなじみのテレビ
番組「1×8いこうよ」のオープニングテーマで毎週流れて
おります。
Hi-STANDARD、通称・ハイスタが18年ぶりにアルバム
「The Gift」2017年10月4日に発売しました。
今回はツアーも決定しているHi-STANDARDについて紹介
します。
ハイスタのプロフィールと経歴
Hi-STANDARDとは日本のパンク界の礎を築いたような
バンドです。
結成は1991年で2000年に解散した伝説のパンクバンド
でした。
メンバーは難波章浩(b&vo)横山健(g&vo)恒岡章(dr)
ちなみに「い〜〜ねっ」の横山剣は別人です。
それが近年フェスなどで対バンしていた難波章浩と横山健が
出会いいつのまにか再結成されました。
フルアルバムは過去に3枚出ていただけですが海外でも
セールスを記録してインディーズながらもオリコンにランク
インするなど多くのファンを獲得していました。
ライブを開催
Hi-STANDARDが主催するフェスといえばAIR-JAMです。
1997年から2000年まで開催されていました。
参加アーティストはHUSKING BEEやGURLIC BOYSなど
パンクのベテランたちが名を連ねています。
AIR-JAMの復活は2011年です。
会場は東京や横浜など関東圏が中心でしたが東北の震災の
翌年には宮城県で開催しています。
そのときは観客が5万人を超えました。
2106年は12月に福岡県で開催されました。
ぜひ北海道でも開催してほしいです。
北海道は年末に大きなパンクの祭典がありますので何も
ない春くらいが私の希望です(笑)
どんな贈り物なのか?
1曲目からアラフィフとは思えないようなヘタウマな感じの
明るいフレーズが響きます。
Hi-STANDARDってそれぞれ技術は上級なんです。
なのに下手に見せるところがなかなか凡人にはできません。
全曲英詞ですが聞き取りやすい英語です。
通常14曲に加えボーナストラックが2曲入っています。
カバー曲としてテンプテーションズのMY GIRLも演奏して
います。
ハイスタや健ちゃんのアルバムは大抵1曲はカバー曲が入って
いますね。
バラードでもパンクにすると曲調の振れ幅が大きいです。
このアルバムは期待を裏切りません。
私が勝手に思っていますけどHi-STANDARDってどんな曲
なの?って方にも「これがハイスタだ」
と言えるようなわかりやすいものだと思います。
アルバムには2曲インストゥルメンタルも入っていました。
そのうちの1曲は聖飢魔IIかと思うようなイントロのメタル
フレーズが激しかったですが途中テケテケ風のグループ
サウンズ系も登場します。
これは横山健の技ですね!
ファンには待ちに待っていた贈り物なのかもしれません。
CDジャケットは可愛いイラストが描かれています。
フランク・コジックというグラフィックデザイナーが手がけ
ておりレッドホットチリペッパーズやニルヴァーナ、
オフスプリング、ストーンテンプルパイロッツなどビック
アーティストにも提供しています。
自らレーベルを立ち上げヒット
Hi-STANDARDのアルバムはPIZZA OF DEATHから発売
されています。
発売元の社長は横山健氏です。
自らレーベルを立ち上げる底力が素晴らしいですよね。
PIZZA OF DEATH RECORDSに所属するパンクバンドも海外
を含めベテランから若手までいます。
北海道のSLANGも所属しているんですね。
現在メディアで活躍しているWANIMAもそうです。
ハイスタのまとめ
Hi-STANDARDことハイスタを紹介してみました。
実は結成された1990年代ですが、私はハイスタの名前は
知っているもののファンではありませんでした。
メロコアのような軽いものはパンクじゃないと思っていた
ことがあり、当時はさらに重厚なハードコアパンクに傾倒
していました。
ですがHi-STANDARDはそんな私でも知っているバンド
として有名でした。
現在ではすっかりメロコア好きが10年以上続いています。
これからもフーファイターズ、マリリン・マンソン同様に
やはりアラフィフ同世代アーティストとして活動を続けて
ほしいと思います。
どの曲も明るくて元気が出ます。
英語で意味がわからなくても元気を出してとか自分を貫いて
などのメッセージが理解できると思います。
だって、それがパンク魂なんですから!