文明の進化はめざましく
近頃では近代化が急激に加速しています。
刻一刻とせわしない日々が怒涛のように
押し寄せては私たちが自己に立ちかえる
時間さえ消えてしまっているでしょう。
麻糸をつくるだけでなく
昔の手仕事というものは、ゆっくりと集中でき
静かな時間を過ごせるところだったのかもしれません。
文明の進化はめざましく
近頃では近代化が急激に加速しています。
刻一刻とせわしない日々が怒涛のように
押し寄せては私たちが自己に立ちかえる
時間さえ消えてしまっているでしょう。
麻糸をつくるだけでなく
昔の手仕事というものは、ゆっくりと集中でき
静かな時間を過ごせるところだったのかもしれません。
麻好きの管理人ですが、植物の繊維は
どれも好きです。
北海道ならではの植物繊維といえば
亜麻があります。
その亜麻に特化した作家さんが栗山町の
隣町・由仁町の古民家で週末のみの
ギャラリーとショップを開催しています。
羊毛といえば針をチクチク刺してぬいぐるみを
作る羊毛フェルトは近年のハンドメイド作品として
たくさんの方がチャレンジしています。
羊毛フェルトは道具も簡単に手に入り安価で済ませる
ことができるためお手軽です。
羊毛はもともとは毛糸の素材でもあります。
麻はヘンプとも言われますが、現在は亜麻や
苧麻の製品としても使われている言葉です。
ただし正式には大麻と呼ばれる作物にあたる
のが麻です。
戦前は麻は日本全国で作られていた植物であり
女性の手仕事に欠かせないものでした。
そんな古来から伝わる麻をドキュメンタリータッチで
製作された映画「麻てらす〜よりひめ 岩戸開き物語」
を観てきました。
機織りや手織りというと昔話に出てくるような
大きな機織りを思い浮かべるでしょう。
なかなか初心者から始めるにしてみると難しい
ものがあります。
気軽に始められそうな卓上の手織り機といっても
やはり初心者にとっては数万円もする代物ですし
長く続けられるのなら購入したいところですが
近年では生地を作るのにも機械織りが普及
しており大量生産が可能になりました。
そんななかでも日本の各地では昔からの伝統
を守り続けひと織りずつ丁寧に時間をかけて
織っているところも少なくありません。
かつて昔ははた織りを魔法と結びつけていた
時代もあり、使用される糸はすべて紡錘で
紡がれていました。